アイヌ-デザインのお土産 情報と通信販売

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画像 ToyToyが手がけたアイヌ作品

アイヌデザインといえば、木彫りや刺繍が有名だろう。
木彫りのクマは、かつて(コマワリ君の時代)北海道の民芸土産として、人気を博した。 手間のかかる完全手作りな高額な逸品。 買える人を選ぶが、立派な家であれば、かなりの確率で玄関に飾ってあった記憶がある。 あまりに流行がすぎて、珍しくなくなり、いまは玄関から姿を消している。 刺繍の作品は「アットゥシ」といって、ずばり「服」のこと。 かつては、ハルニレやシナノキなど、オヒョウなどの内皮の繊維を編んで作られていた。 ひと針づつ心を込めた品で、一見にキレイで見た目をひく。

こうした制作物は、アイヌの伝統を継承した作品だ。 渦巻き文様だけでなく、信仰や生き方が根付いている。 クマは地上最大の神だし、ハルニレの精霊にいたっては、 チキサニ姫(天上から最初に地上に降りた女神)である。

■ カムイのデザイン

カムイの話しになったので、少しばかり、話しを横にずらしたい。
「神」はアイヌ語で「カムイ」と訳されるが、アイヌにとってのカムイは精霊や自然を指すようだ。 日本神道の「八百万の神」に近いだろう。 水のカムイは「ワッカ・ワシ・カムイ」、樹木のカムイは、「シランパカムイ」という。 もちろん、クマにもカムイがいる。「キムン・カムイ」がそれだ。 面白いのは、神の姿は人の形をしているところ。 山から下りてくるときだけクマの衣装をまとうのだそうだ。

カムイと呼ばれるには、「ある固有の能力を有している」ことが条件となる。 人間のできない事を行って、さまざまな恩恵(災厄)をもたらすのがカムイということだ。 カムイは、あらゆるものに宿っているとされる。動植物や自然現象、あるいは人工物などにも。 畏怖すべき存在なのは、他所の神にも共通するのだが、アイヌ神にはフレンドリーな面もあるみたいだ。
そろそろ横道から戻ろう。。。

■ 現代のカムイデザイン

ToyToyのデザインは、こうしたアイヌ伝統を一歩先に進めているものだ。 ニタイ(林や森)やトカプチュプカムイ(太陽の霊)。 カンナカムイ(雷の霊)の存在がみてとれる作品が多い。 いまのところクマのカムイは表れてないが、見つけきれていないだけなのかもしれない。

画像 枝と木のデザイン

はっきりと分かる作品に、フクロウがある。 アイヌではフクロウもカムイであり、10を超える呼び方が存在する。 カムイ・エカシ(神々の祖先)、カムイカル(神鳥)、チカフカムキ(鳥神) ニヤシ・コロ・カムイ(木の枝に居る偉い神様)などなど。 数多く名前があるのは、それだけ親密で愛されているからだろう。 ふくろうの愛苦しさは、このペンダントにも表されている。

画像 フクロウのデザイン

■ アートを着てみたい

ToyToy作品は全てが「アート」だ。それがため、飾り場所を選ぶ作品も存在する。 だからといって、作品に対して構えないでほしい。 小物に貼れるシールや、首を飾るペンダントなどがあるので、肩肘張らずに使ってほしい。 Tシャツやトレーナーは、街をカジュアルにウォークできる気張らないデザインだ。 特別なモノでなく、普段着として身に着けてみてはいかがだろうか。 モレウやアイウシの魔よけデザインは、きっとあなたを護ってくれるはずだ。

画像 トレーナーや服のデザイン

■ 暖かい部屋着として

アイヌデザインの入ったパーカー

オリジナルヨットパーカー

しっかりとした厚手素材のヨットパーカー。 全力なアイウシは、飛翔するふくろうをイメージか。 ブラック・ネイビー・オートミールの3カラー。 人気商品なので、在庫は問い合わせのこと。
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